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東京の刀剣買取で損しないためのコツを紹介

東京の刀剣買取で損しないためのコツを紹介01

今やマンションなどの住宅では飾っていることを見るのも少なくなった日本刀は、そもそも武士のための武器でした。武士の文化が栄えた東京では、今でも刀剣買取業者の間で多くの日本刀が流通しています。もちろん現代において武器として日本刀を求めることはないでしょう。日本刀は美術品として東京や日本に限らず世界中のコレクターから愛されています。

もともと日本刀とは日本古来の伝統的な製法によって製造されたもので刃渡り15センチ以上のものを指します。これは文化庁による定義で、日本刀はすべて国の登録を受けることになります。蔵を整理していたら奥から日本刀らしきものが出てきたというようなケースの場合は、すぐに最寄りの警察署に届け出るようにしてください。手続きをして登録が完了すれば、登録証が付与されることになります。上記の条件に当てはまらないような短刀や脇差なども刀剣買取業者の間で流通しています。

また刀剣の柄と刀身の間に挟む鍔(つば)も買取されています。鍔は丸型や木瓜などサイズや形状もさまざまです。素材も金や銀を使ったものから鉄や真鍮のものもあります。デザイン性に優れた鍔や希少性が高い鍔はコレクターも多く刀剣買取するときに高値が付くこともあります。東京以外の土地それぞれの特徴がある鍔も日本中で製造されました。これらの刀剣や甲冑などの品物を求めて海外から東京までやってくるコレクターも増加しているのです。

東京の刀剣買取で損しないためのコツを紹介02

刀剣買取の査定にはいくつかの基準があります。初めに確認されるのが年代や銘の有無です。基本的には古いものほど高くなる傾向がありますが、人気の刀剣や有名な銘の刀剣であれば新しくても高値で買取されます。銘とはその刀剣を作った鍛冶の名前で村正や正宗などは、一度は耳にしたことがあるでしょう。ただし、これらのいわゆる名刀といわれているものは偽物も多く流通しています。偽物でもその刀の価値を査定できますが、本物のような買取価格にはなりません。刀剣に鑑定書がある場合はそれも査定に出してください。

日本美術刀剣保存協会では、価値に対応してランク付けした鑑定書を発行しています。最もランクが高いのが特別重要刀剣で、重要刀剣、特別保存刀剣、保存刀剣と続きます。特別重要刀剣は東京でも流通が限られていて、それでなくても高品質の刀剣であれば買取価格も期待できるでしょう。刀剣買取のときには刀剣の保存状態もチェックされます。もともと日本は多湿なため、刀剣が錆びやすい環境です。高品質の刀剣であっても錆があれば買取価格が下がってしまいます。ただし、錆びだらけであっても買取可能な場合もあるため、まずは刀剣買取業者に問い合わせるようにおすすめします。

刀剣買取の買取価格は上記の条件を勘案して決まります。そのため刀剣の査定には幅広い知識と経験が必要です。刀剣買取は東京の一般的な古美術商では対応していないこともありますので、刀剣を売りたいという場合は、国立堂までご一報ください。

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